韓国企業との仕事は日本とここまで違う。韓国駐在で学んだ7つのこと

よっちゃん

こんにちは、よっちゃんです。

韓国へ駐在する前は、「日本と韓国は距離も近いし、仕事の進め方もそれほど変わらないだろう」と思っていました。

しかし、実際に韓国企業のお客様と毎日仕事をしてみると、その考えは良い意味で裏切られました。

もちろん、すべての韓国企業や韓国人に当てはまる話ではありません。
それでも、3年間韓国で営業として働く中で、「これは日本とは違うな」と何度も感じたことがあります。

今回は、私が韓国企業と仕事をして驚いたことを7つ紹介します。

目次

① パリパリ文化。完成度50点でも、まず早く回答する

韓国で最初に驚いたのが、とにかくスピードを重視する文化です。

韓国語には「パリパリ(빨리빨리)」という言葉があります。意味は「早く、早く」。この考え方は仕事にも色濃く表れています。

日本では、「社内確認が終わってから回答しよう」「90点の回答になってから提出しよう」と考えることが多いですが、韓国では異なります。

「今わかっていることだけでもいいから、まず回答する」「回答できないなら、いつまでに回答できるかを回答する」これが重要です。

もちろん適当な回答ではいけません。ただ、お客様を待たせるよりも、「確認しています。〇日までに正式回答します。」と途中経過を返す方が信頼につながると感じました。

韓国で仕事をするようになってからは、100点を待つより50点でも早く返すことを意識するようになりました。

② お客様が強い。まずはやってみる姿勢が大切

韓国では、日本以上にお客様の立場が強いと感じる場面があります。

  • 急なサンプル依頼
  • 追加資料
  • 訪問依頼
  • 仕様変更

最初は、「そんな急には無理です。」と言いたくなることもありました。しかし韓国では、最初からできない理由を説明するより、まず社内で可能性を探る姿勢が求められます。

もちろん、最終的に対応できないケースもあります。それでも、「社内で確認しました。」「ここまでは対応できます。」という姿勢を見せるだけで、お客様の受け止め方は大きく変わります。

③ 1か月先の予定なんて、あってないようなもの

これは今でも驚くことがあります。

日本では1か月前に訪問日を決めることは珍しくありません。しかし韓国では、「近くなったらまた連絡してください。」と言われることが本当に多いです。

実際に私も、釜山へ出張した際、釜山駅に到着してから面談キャンセルの連絡を受けたことがあります。日本の感覚では驚く出来事でした。もちろん、相手にも急な社内事情があったようですが。

この経験以来、韓国出張では予定を一件だけにせず、他の訪問先も組み合わせたり、前日だけでなく当日の朝にも確認を入れたりするようになりました。

韓国では、予定変更が起きる前提で動く方が、結果的にストレスが少ないと感じています。

④ とにかく意思決定が早い

一方で、意思決定が終わった後のスピードには毎回驚かされます。

  • 評価開始
  • サンプル提出
  • 工場訪問
  • 価格協議
  • 役員報告

これらが数日で一気に進むことも珍しくありません。

一度決まると一気に走り始める。韓国企業との仕事では、このメリハリを理解しておくことが大切だと感じています。

⑤ 走りながら考える。間違っていたらすぐ方向転換する

韓国企業と仕事をしていて感じるのは、完璧な計画を立ててから動くより、まず動いてみるという考え方です。

日本では、「本当にこの方向で良いのか」「もう少し社内で検討しよう」と慎重になる場面が少なくありません。一方で韓国では、「まずやってみよう。」「違ったらすぐ修正しよう。」というスピード感があります。

もちろん、最初の判断が必ず正しいわけではありません。それでも、一度走り始めれば修正も速く、状況に応じて柔軟に方向転換していきます。

私も最初は、「もっと準備してから動きたい」と考えていました。しかし韓国で仕事をする中で、100点の計画を待つより、70点でも動きながら改善した方が結果的に早くゴールにたどり着く場面を何度も経験しました。

今では、自分の仕事でも、「まず動く。」「違っていたらすぐ軌道修正する。」という考え方を意識するようになりました。

⑥ 人との信頼関係が仕事を動かす

韓国では、人と人との距離が近いと感じます。もちろん仕事なので品質や価格は重要です。しかし、それと同じくらい、「この人なら信用できる。」という関係性も大切にされています。

食事をしたり、雑談をしたり、困ったときに助け合ったり。そうした積み重ねが、長い付き合いにつながると感じています。営業としては、とても勉強になりました。

⑦ 韓国のスピードと、日本の丁寧さ。どちらも武器になる

韓国で仕事をして感じたのは、韓国のやり方が正しい、日本のやり方が間違っているという話ではありません。

韓国には、

  • 圧倒的なスピード
  • 実行力
  • 柔軟さ

があります。

一方、日本には、

  • 品質
  • 丁寧さ
  • 正確性
  • 再現性

という強みがあります。

私自身、韓国で働いたことで、「50点でもまず返す。」「最後は90~100点まで仕上げる。」この両方を意識できるようになりました。

これは海外駐在を経験したからこそ得られた、一番大きな学びかもしれません。

まとめ

韓国企業と仕事をする中で、私が特に印象に残っていることは次の7つです。

  • パリパリ文化。完成度50点でもまず回答する
  • お客様の要求には、まずやってみる姿勢が大切
  • 1か月先の予定は、あってないようなもの
  • 走りながら考える。間違っていたらすぐ方向転換する
  • メールだけでなく電話やメッセージも重要
  • 人との信頼関係が仕事を動かす
  • 韓国のスピードと日本の丁寧さは両立できる

海外駐在の魅力は、外国語を話せるようになることだけではありません。

自分が「当たり前」だと思っていた仕事の進め方を見直し、新しい価値観を取り入れられることも、大きな財産だと感じています。

もしこれから韓国企業と仕事をする方や、韓国駐在を予定している方がいれば、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次