私が海外駐在中の投資用証券口座として米国のFirstrade(ファーストレード)証券を利用しています。
Firstrade証券は日本語には対応しておらず、英語が苦手な方は多少口座開設に苦労されるかもしれませんが、意外と簡単に口座開設可能です。
今回は、Firstrade証券の開設を考えておられる方に向けて口座開設方法を記事にしました。
※私がFirstrade証券を海外駐在中の証券口座として選んだ経緯については以下の記事をご覧ください。
事前に準備が必要なもの
口座開設にあたり以下の3点をご用意ください。
①携帯電話
②パスポート
③マイナンバー
Firstrade証券の口座開設までの流れ
口座開設は以下の流れに沿って実施ください。
Firstrade証券の公式サイトにアクセスをして、右上にある”Open Account”をクリック。
携帯番号を入Get Verification Code”をクリック。
その後、”Enter Verification Code”に携帯に認証コードを入力し、”CONTINUE”をクリック。
“First Name”に名、”Last Name”に苗字、”Email Address”を入力します。
米国居住者ではないので”Apply Here”をクリック。
“County of Citizenship”には国籍を、”Country of Birth”には出生国を入力。
この画面には以下が必要と記載されており、問題なければ”NEXT”をクリック。
- パスポート
- 住所
- 3分の所要時間
パスポートの顔写真のあるページをアップロード。
写真とサインが同じページに映っている場合は、同じ画像でも問題ありませんでした。
アップロードが完了したら”NEXT”をクリック。
“Additional Information(追加情報)”を以下の画像を参照し入力ください。
入力が完了したら”SAVE NEXT”をクリック
任意のユーザーID、パスワード、任意の4桁の暗証番号を入力し”SAVE NEXT”をクリック。
すると利用規約が現れますので、内容を確認し、マウスでサインをすれば完了です。
口座番号が表示されるのでメモをしておくとよいと思います。
初回ログイン
トップページの右上にある”Log In”をクリック。
“User ID”と”Password”を入力し、”LOGIN”をクリックすればログイン可能です。
W-8 BENの提出
W-8 BENとは?
W-8 BENとは「米国源泉税に対する受益者の非居住証明書」であり、「米国の非居住外国人(NRA)」であることを証明する書類です。
この書類を提出する目的は米国内で支払う税金を減らすことです。
アメリカの非居住外国人がアメリカで得たインカムゲインには30%の税金が課されるのですが、日米間には租税条約が締結されているため、この30%の税率を10%に軽減されています。
従って、このW-8 BENを提出し、米国の非居住外国人且つ日本在住者であることを証明することで、米国で発生する税金が30%→10%へ軽減されます。
Firstrade証券へのW-8 BEN提出方法
Firstrade証券へのW-8 BENの提出はPDFをアップロードすることで提出可能です。以下にてフローをご説明します。
まずFirstradeのトップ画面の”Service”をクリックし、”Form Center”をクリック
次に、”Upload Document”をクリックし、作成したPDFファイルをグレーの位置にドラッグ&ドロップ。
これでW-8 BENの提出は完了です。書類が受理されて、反映されるまでは数日掛かります。
W8-BENの受領の確認
以下はW-8 BENが受領されているかどうかの確認方法です。
“Accoutns”をクリックし、”Profile”をクリックします。
画面の右側に”REQUIRED DOCUMENT”の欄があるので、ここに “RENEW”と表示されてればW-8 BENが無事受理されています。
まとめ
今回はFirstrade証券の口座開設方法についてご紹介させていただきました。意外と簡単だったかと思います。
海外赴任に行かれる方は、たくさん準備しなければならないことがあるかと思いますので、ぜひお早めに海外の証券口座を準備された方が良いかと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。